【アメリカで働く】日本と全く違う有休の種類について

アメリカで働く

こんにちは!そふぃーです。
今日のテネシーの天気は晴れ、26度もあります。いつになったら衣替えで大量に出したニット類が着られるのでしょうか。

さて今日は、最近オフィスでホットな話題だった有給休暇について書こうかと思います。同僚みんなこぞってこの話をしているのは、ずばり年末が近づいているからなんです。

私が勤務している会社は基本的に、1月にその年一年分の有休が支給され12月までに使う→残った有休は繰越できずに、そのまま失効してしまうシステムを取っています。

 

なので、あと今年も2か月ちょっととなった今のタイミングで、みんな無駄なく余っている有休を使っちゃおうと、自分の残有休数をいそいそと調べ始め、休みの申請を上げ始めたという感じです。

私は今年の5月に入社した身なので、あまり有休には期待していなかったのですが、じつは使える有休が全種類併せて7日もあることが昨日判明いたしました。今後、実は近い距離ですが引っ越しを計画しているので、それに使える!とテンションがあがりました。(にやり)

 

さて、そんな中でアメリカの有休制度が日本と違って細分化されているなと思ったので一部を紹介したいと思います。

※あくまでも私の勤務している会社の規定に沿ったものになりますので、企業ごとに定義は違います。

 

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有給休暇の種類

Sick leave 

 文字通り、体調が悪い時に急に休む際に使えるもの。

会社によってはあらかじめ予定されていた通院にも利用可能。

 

Vacation

こちらも読んで字のごとく、主に余暇を目的とした休みの際に利用します。なので、与えられている数自体がそもそも多いです。アメリカにはお盆も正月休みもないのでこれで連続休暇を取得しています。(伝統的日系企業のハイパー福利厚生にお世話になっていたから身からすると、半分以下で少なすぎるんですが???うちの会社は新入りはわずか10日です…)

 

Bereavement leave

忌引きです。家族や親族の不幸があった際に利用するもの。

こちらは日本と一緒ですね。

 

Personal leave

これが正直謎です。定義が曖昧というか。例えば、家族の体調が悪くなってケアしなければならない時とかは、これを使ってもいいらしいです。個人的な事情で休む際に利用できます。だから、会社側へは詳細を言わなくてもいいし、聞かれても明確に答えなくてもいいそうです。私はこれを今後予定している引っ越しに使いたいと思いアメリカ人の同僚に聞いたら『それはVacationでとるんじゃない?』と言われてしまいました…えーでも旅行に行くわけじゃないし。いまいちしっくりきていない有休です。

 

その他無給休暇について

実はいくつか無給休暇についても定義づけされています。

例えば、Military leave

これは在職の社員が米軍に一定期間所属するようになった際に、きちんと一定期間会社として籍を残し、無給休暇中として処理するんだそう。軍人へのリスペクトや優遇が強いアメリカならでは?の制度。

次に、Jury Duty leave

陪審員制度を採っているアメリカでは、もし陪審員に選ばれた際には無給休暇扱いとなり、その義務に従います。日本でも裁判員制度が導入されてからは同じなんですかね。周りに選ばれた人を聞いたことがないので実際に運用されているのか、いまだに実感がないです。

 

アメリカの産休育休について 

共働きや働く女性が多いイメージのアメリカですが、産休育休についてはシビアな印象です。基本的に産むギリギリまで働き産後ものすごいスピードで職場復帰をするか、出産のタイミングで退職を選択をする方が多い気がします。

実際に育休産休のような制度はあるのですが、日本の企業のように経済的支援の保証はありません。州によっても決まりは様々ですが、このようなシビアな印象が強いです。

ただ、辞めた企業に再度入社してしたりなども案外しているようで、ポストさえ空いていれば出産後落ち着いたタイミングで復帰も可能なんだと思います。日本だと一度辞めた企業にはなんとなく後ろめたさや裏切りの気持ちがあったりして、出戻りはあんまり聞かないですよね。アメリカらしいなと感じたところです。

 

以上が、ざっくりしたアメリカ企業の休暇制度についてです。日本とは違う種類だったり、そもそも日本にはないものなど興味深いです。

あ、あと日本だと『旅行に行く為に休みます! 』とか、わざわざ宣言して休んだりとかなかなかしないじゃないですか。こっちは『明日から3日間私のVacayが始まるの!』とか声高に宣言していくので面白いです。楽しんでね!と声かけあったりとか、休みやすい環境はあるかと思います。

 

私も残りの数ヶ月で、出来るだけ有給を無駄にしないように休んでいきたいと思います。まずは引っ越し準備だー!

 

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